このホームページは、（社）日本麻酔科学会　麻酔台帳/手術室管理システム2006 に関する最新情報、FAQを提供します。
	■　麻酔台帳とは
		JSA麻酔台帳とは、全国の大半の施設が紙で管理していた麻酔台帳を、簡便かつ正確に利用できるよう当学会が独自に開発したソフトウエアです。 日本麻酔科学会では、偶発症例調査専門部会が中心となり、2004年よりJSA電子麻酔台帳の無料配布、提出データファイルの仕様書を公開しています。これにより、電子カルテや病院情報システムとのシームレスな連携、標準化された偶発症例データの収集が期待されます。
	■　開発コンセプト
		厚生労働省は具体的な数値目標を掲げて電子カルテの普及を目指しています。麻酔科学領域での情報化・電子化推進もこの例外ではありませんが、領域の特殊性を鑑みると、（社）日本麻酔科学会が積極的に関与すべきであると考えています。
		●標準仕様の積極的導入
			電子化を推進する上で大きな弊害となる要因の一つは、他のシステムと連携しない、過去のデータが活用できないといった問題です。 本システムは、ＩＴ領域や医療情報領域の標準プロトコール、マスターを積極的に採用することにより利便性を高めることを目標としています。
		●仕様の公開
			医学領域では、情報を公開することは常識ですが、ＩＴ領域ではこの限りではありません。購入したシステムの仕様が非公開であるために不便を強いられるケースは少なくないでしょう。 本システムでは、データベースやマスター等の仕様を積極的に公開します。これにより、蓄積したデータを自由に加工したり、他のシステムとの連携がスムーズに行えます。
		●導入コストの最小化
			価格が高いために病院情報システムの導入をためらうケースもあるでしょう。近年は病院経営も難しい時代となっており設備投資もなかなか進まない場合も有ります。 本システムは、日本麻酔科学会員に無料で配布しています。必要なハードウエアも特殊なものを必要としませんので最小のコストで導入が可能です。
	■　2006年版の特徴
		●手術室管理機能
			外科系医師による手術申し込みから手術室での手術室振り分け、手術進捗のステータス管理を行うことができる手術室管理の総合パッケージ機能が追加されました。
		●臨床実績報告書の自動作成機能
			本システムを日々の臨床業務で使用していただくことにより日本麻酔科学会学会への臨床実績報告書を自動作成することができます。
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